
こんにちは!保育士として働きながら、自分の子育ても日々奮闘中のあさのです。
最近聞くようになった「おうちモンテ」や「モンテッソーリ教育」。
気になっているものの、どんな教育なのか、なんの力が育つのか、デメリットなどはあるのか・・・気になる方も多いのではないでしょうか。
私自身、モンテッソーリ教育を深く学んだわけではありませんが、「子どもには自分で育つ力がある」という考え方にはとても共感しています。
この記事では、モンテッソーリ教育について調べたことを、保育士としての視点を交えてまとめました。
「やってみたいけど不安」
「どんな力が育まれるの?」
そんな疑問に丁寧にお答えします。
モンテッソーリ教育とは?
モンテッソーリ教育の基本理念
モンテッソーリの教育理念は、以下の2つです。
- 子どもには自分で成長していこうとする力がある
- 適切な時期に、子どもにあった環境が与えられていれば、自分で成長する
モンテッソーリ教育では、大人は子どもに何かを教えるのではなく、子ども自身の成長を見守り、お手伝いする存在です。
ほかの教育法との違い
モンテッソーリのほかに、シュタイナー教育とレッジョエミリア教育があります。
・シュタイナー教育…教育理念は、自由な生き方をする人を育てること。芸術的な活動が豊富であるのが特徴。
・レッジョエミリア教育…子どもの関心に基づいたプロジェクトによる学習を勧めている。子どもたちが共に学び、問題を解決する力を発展させることを重視している。
モンテッソーリ教育を含めて、これらの教育の共通点は「子ども主体」ということがわかります。
子どもの主体性をどのように育んでいくかに違いがありそうですね。
モンテッソーリ教育を受けるとどうなるか
育つと言われる力
モンテッソーリ教育を受けると、以下の力が育まれるとされています。
- 主体的に行動できる
- 自己選択力
- 諦めない粘り強さ
- 問題解決能力
- 集中力
- 自己肯定感
モンテッソーリ教育は、子どもの適切な時期に適切な環境があれば、自分で成長していくという考えのもと行われています。
そのため、無理に知識を詰め込むのではなく、自分で「やってみたい」と思ったことを繰り返す中で、自然とさまざまな力が育っていきます。
特に伸びやすいとされてるのが、集中力や粘り強さといった「非認知能力」と呼ばれる力。
子どもが小さな達成を積み重ねる中で、「できた!」と何度も味わい、自己肯定感も高まっていきます。
モンテッソーリ教育を受けた著名人
モンテッソーリ教育を受けた著名人は、以下のとおりです。
- Google共同創業者 ラリー ペイジ氏、セルゲイ ブリン氏
- Amazon創業者 ジェフ ベゾス氏
- 将棋棋士 藤井 聡太氏
世界で名の知れた会社を設立した方々もおり、親としては子どもの将来を期待してしまいますね。
モンテッソーリ教育のメリット・デメリット
モンテッソーリ教育により興味が出てきた頃かと思います。
大切な子どものために取り入れるなら、メリットとデメリットも知っておきたいもの。
次は、メリット・デメリットについて紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
メリット
メリットは、「生きる力が身につく」、「育児が楽になる」ことです。
先ほども紹介したように、モンテッソーリ教育を受けると、変化の大きい社会を乗り越えていくための様々な力が身につきます。
生きる力が身につくことは、子どもにとってメリット以外の何者でもありませんよね。
もう1つは、育児が楽になります。
疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、要は自立が早まるということです。
子どもがやりたいと思っている時に環境を整え、自分でできるようにする。すると、子どもはどんどん挑戦していきます。
初めはうまくいかないかもしれませんが、できるようになったら、こちらは見守るだけでよいのです。
子どもの自立が進めば、育児もどんどん楽になります。私は、これがお母さんやお父さんにとっては1番のメリットではないかと感じています。
デメリット
デメリットは、「心の余裕がないと難しいと感じる可能性がある」ことです。
たとえば、水の移し替えの遊びをやりたいと思って子どもがしていたとします。
子どもが水をこぼしてしまっても、「あー!こぼしたらだめじゃない!」「こぼさないようにやって!」とは言いません。
失敗しても、「こぼれちゃったね。こぼしたら拭くのよ。」「どうしたらこぼれないかな?見ててね。」など、対処法と次につながる声掛けをするのです。
書いていると簡単なように思えますが、働いている私ならわかります。
これ、仕事で疲れているときにできるだろうか、と。
そのため、心に余裕がないと、子どもの意思を尊重することが難しく感じてしまうかもしれません。
保育士ママが調べた感想!
ここからは保育士ママである、私が調べた感想を述べていきます。
モンテッソーリ教育がおすすめの家庭についても考えを書いていきますよ!
共感ポイント
共感ポイントとしては、「大人が教えなくても、子どもは自分で成長していく力がある」という点です。
子どもの主体性を大切にしたいと思う私は、とても共感できました。
また、モンテッソーリ教育のお仕事といわれるものの中には、アイロン掛けや洗濯など日常生活で行われていることもあるとご存じでしたか?
生活の中からやりたいことを自分で見つけて挑戦し、学んでいく。
特別なおもちゃがなくても、「生きる力」を遊びから育んでいくということに気づかされました。
よく考えてみたら、子どもは大人の真似をしたがりますし、生活の行為の一部が遊びになるのも納得できますね。
この遊び1つをとっても、”大人が子どものためになにかをするわけではないという姿勢”が感じられて大変共感できました。
モンテッソーリ教育がおすすめの家庭
モンテッソーリ教育がおすすめの家庭は、ずばり子どものために環境を整えられ、かつ育児に余裕がある人です。
モンテッソーリでは、子どもの興味関心に合わせた環境に整えることが大人の役目。
部屋はいつも整理整頓されていることが望ましいです。また、子どもの姿に合わせたおもちゃの用意も必要になります。
子どもの意思を尊重するためには、余裕が必須です。
好奇心のままに動く子どもを見守らなければいけませんから、時間だけでなく心にもゆとりがあると安心ですよ。
モンテッソーリ教育が向かないかもしれないケース
逆に、モンテッソーリ教育が向かないケースは、決まった教育方針がある家庭や日々忙しい方です。
「うちはこういう教育でやっていきたい」と決めている場合は、モンテッソーリ教育は向いていません。
特に積極的に親が教えていきたいと考える方は、難しいでしょう。
メリットでも触れましたが、親の時間や心の余裕は大切です。
仕事をしていて、日々時間に追われている方にとっては、モンテッソーリ教育の方針が苦しく感じてしまう可能性があります。
「それでも気になる」「子どものためにやってみたい」と感じる方は、部分的にモンテッソーリの考えを取り入れることをおすすめします。
たとえば、余裕がある日は見守りを多くし、時間の余裕がない日は、子どもに選んでもらうところは大切にする、など・・・
無理ないところでモンテッソーリ教育をしてみるというのも1つの手ですよ。
まとめ:モンテッソーリ教育は子どもの自立を促す素敵な教育法!
モンテッソーリ教育は、「子どもの姿に合った環境があれば、自分で成長していける」という子どもの意思を大事にする素敵な教育法でした。
決して特別な教材や完璧な環境が必要なわけではなく、日々の生活の中でできることから少しずつ取り入れることが可能です。
お家で取り入れるならば、「子どもの力を信じて見守る姿勢」や「今の子どもの姿をしっかり見ること」を大切にしてみてください。
忙しい毎日の中でも、子どもが自分で選び、やってみる場面を少し増やすだけで、子どもとの関わり方に変化が現れるかもしれません。

まずは親自身が無理なく楽しめる形で、モンテッソーリのエッセンスを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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