寒天遊び
前回に引き続き、感触遊びとして『寒天』をしました。
寒天は、冷たさやツルツルした感触を味わえます。
暑い夏の感触遊びとしてはぴったりです。
作り方は、寒天の粉を溶かして固めるだけと簡単なのも、嬉しいポイントですね。
✅用意したもの
- 寒天
- 寒天を固めるための容器(タッパーを使用しました)
- 食紅
- ボウル
- スプーン
- カップ
- スケッパー
- 型抜き
我が子は手で触るよりも、道具を使って遊ぶことの方が好きです。
そのため、「切る」「すくう」「混ぜる」といった動作を楽しめるよう道具を多めに準備しました。
寒天遊びの様子

私が寒天を出すと、まずは指でツンツンと触っていました。
触るのに慣れてくると指を寒天の中に突っ込んでみる様子も。
実は2回目である寒天遊びですが、前回はジップロック越しでも触るのを嫌がっていたので、触れたことに驚きました。
ボウルやスプーン、カップを用意すると、「やりたい!」と意欲的な反応。
新しくスケッパーという道具も用意したのですが、こちらも興味津々で、寒天を切る遊びを楽しみました。
切った寒天をボウルに入れて混ぜたり、混ぜたものをカップに入れて「どーぞ」と渡してくれたりと、おままごと遊びに発展しました。
子どもの姿からの気づき
前回はジップロック越しでも触りたがらなかったのに、今回は自分の指で直接触れました。
また、指を寒天の中に入れることで感触の変化も味わっていたように思います。
前回の経験から、寒天がどのようなものかわかり、「触ろうかな?」という意欲につながったことを感じました。
また、道具を用意したことで遊びも広がりました。
「切る」「すくう」「混ぜる」という手の動きだけではなく、おままごとで人とのやりとりや、想像力を働かせて遊ぶことも楽しんでいました。
感想
今回は、苦手なことでも経験を重ねれば、やってみようという意欲につながることを改めて感じました。
我が子がどうしてそのようになったか、関わり方を振り返ってみると
- 子どもが「やりたい」と思えるまで待つ
- こちらが意図しない遊び方でもOKと受け止める
- 子どもの様子に合わせて環境を整える
このような関りが子どもにとっては安心感ともなったのかなと思います。
まとめ

我が子を見ていて、
「これは苦手なのかも」
「でも、いろいろ経験してほしい」
と願う保護者の方は多いのではないでしょうか。
私もそのひとりで、子どもにはいろいろな世界を知ってほしいと思います。
でも、子どもにとっては苦手なものにチャレンジするのは勇気がいること。
そんなときに私たちの関わり方で、背中をそっと支えてあげられますよ。
苦手意識を持つものでも、安心感のもとで挑戦しようという気持ちを持つこともあります。
環境を整えたり、子どもを待つ姿勢が、意欲を支える安心感につながります。
子どもの世界を広げたいと悩む方の参考になれば嬉しいです。
これからも子どものペースで、感触遊びを楽しんでいきたいと思います!



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