
こんにちは!毎日の育児お疲れ様です♪
「2歳の子どもが、全然言うことを聞いてくれない…」
歯磨きを嫌がる、ごはんを食べない、お風呂に入らない、公園から帰らない。
何度声をかけても進まず、最後は無理やりやらせる形になってしまい、自己嫌悪になることもありますよね。
「私の関わり方がよくないのかな」
「こんなに嫌がるのに、無理にやらせていいの?」
そんなふうに悩む保護者の方はとても多いです。
実は、2歳が言うことを聞かないのはわがままというより、発達の特徴によるものです。
この時期の子どもは「自分で決めたい」という気持ちが強くなる一方で、気持ちを切り替える力はまだ十分に育っていません。
そのため、歯磨きや着替えなどの生活場面では、大人と子どもの気持ちがぶつかりやすくなります。
この記事では、2歳が言うことを聞かない理由を発達の視点から解説しながら、歯磨きなど生活の場面で実践できる関わり方を紹介します。
保育の現場でもよく使われる、
「共感 → 選択肢 → それでも難しいときは大人が支える」
という流れで、親子ともに無理なく生活を進めるヒントをお伝えします。
✅この記事でわかること
- 2歳が言うことを聞かない理由
- 言うことを聞かないときの関わり方
- 親がやりがちな失敗
2歳が言うことを聞かないと感じるのはどんな時?
2歳の子どもが言うことを聞かないと感じるのは、以下の場面が多いのではないでしょうか。
- 歯磨きを嫌がる
- ごはんを食べない
- お風呂に入らない
- 公園から帰らない
- おもちゃを片付けない
我が家でも、歯磨きをしようと誘いますが、嫌がられます。
あの手この手で誘うものの、逃げられて最終的には嫌がる子どもを押さえつけながら歯磨きする…
そんなことが多々あります。
親がどんなに頑張っても言うことを聞いてくれない時が続くと、こちらも疲れてしまいますよね。
2歳が言うことを聞かない理由
2歳が言うことを聞かないのには2つの理由があります。
- 自分で決めたい時期
- 切り替えが難しい
どれも2歳の発達に関わりがあり、読んでいくと「言うことを聞かない」というのは発達上起こりやすい場面であることがわかります。
自分で決めたい時期
2歳の子は、自分で決めたいという気持ちが強くなります。
発達心理学者のエリック・エリクソン は、2歳頃は「自分でやりたい」という気持ちが育つ時期だと説明しています。
この時期に自分で決めたり挑戦したりする経験を重ねることで、子どもは自立心を育てていきます。
一方で、やりたいといったことを否定され続けたり、失敗を非難されたりすると、「恥」や「疑惑」などの感情を抱くようになります。
公園からの帰り道や、歯磨きなどは自分で決められないことが多いため、親から言われても聞かない場面に繋がりやすいと言えます。
気持ちの切り替えが難しい
切り替えが難しいのも、2歳の子どもの発達の特徴です。
見通しを立てる力や感情をコントロールする力がまだ未熟なため、すぐには切り替えられません。
たとえば、保育園に行くからおもちゃを片付けなければいけないとき。
子どもにとっては、保育園に行く時間もわからない上にまだ遊びたい気持ちもあり、結果的に「行かない」「嫌だ」と言うことを聞かないことになるのです。
生活の場面ほど衝突が起きやすい
2歳が言うこと聞いてくれないと感じるのは、生活の場面が多いのではないでしょうか。
- 歯磨き
- お風呂
- 着替え
- 食事
- 手洗い
これらは生活をする中で”やらなくてはいけないこと”ですが、子どもにとっては”今やりたいことを邪魔する”ものでもあります。
そのため、
親:生活を進めたい
子:遊びたい
親子での気持ちのズレが生じて衝突が起き、生活の場面で言うことを聞かないと感じることが多くあるのです。
また、歯磨きやお風呂などは子どもの疲れがたまっていて、余計に反発しやすいと言えます。
2歳が言うことを聞かないときの関わり方【3ステップ】
2歳が言うことを聞かないときは次の3ステップを試してください。
- 共感
- 選択肢
- それでも難しいとき
今回はわかりやすいように、歯磨きの場面を想定して声掛け例を書いています。
参考になれば嬉しいです。
①共感
子どもが言うことを聞かないときは、気持ちに寄り添うことから始めます。
自分の気持ちを代弁してもらうと、わかってもらえたと感じてその後の話が入りやすくなります。
たとえば、歯磨きの時間に嫌がった時は、
「まだ遊びたいんだね」
「歯磨きしたくないんだね」
と声を掛けます。
②選択肢
次に、選択肢を出して子どもに次の行動を選んでもらいましょう。
自分で決めたことであれば、他の人が決めたことよりもスムーズに進む場合があります。
「自分で磨く?ママが磨く?」
「寝ながら磨く?座って磨く?」
ポイントは、歯磨きをやる・やらないの選択肢ではなく、やる前提で選択肢を出すことです。
やり方についての選択肢を出すと、自然とやる流れに持っていけます。
また、このような関わりを続けていくと、今後自分から「〇〇しながら歯磨きする」と気持ちの切り替え方を学べます。
③それでも難しいとき
我が子や保育園の子もそうですが、それでも難しいときは多くあります。
その場合は、
「嫌だったね。でも歯は大事だから、今日はママが磨くね。」
と言って歯を磨き、生活を進めましょう。
嫌がる子どもを無理やりやるのは、罪悪感があるかもしれません。
しかし、発達心理学者のダイアナ・バウムリンドは、子どもの気持ちを尊重しながらも、大人がルールを示す関わり方が成長を支えると述べています。
気持ちを受け止めても、選択肢を出しても、うまくいかない日もあります。
そんなときは、大人が生活を進めることも必要です。
子どもにとっては嫌な時間かもしれませんが、「嫌だったね」と気持ちを認めながら進めることで、安心感を保つことができますよ。
親がやりがちな失敗
親がやりがちな失敗としては、「全部自分でやらせようとする」点です。
「いつもならできる」
「ここまでなら1人でできる」
と考えてしまいがちですが、言うことを聞かない状態の時にやらせようとすると、
- ハードルが高くなる
- 親もイライラする
- 子どもも嫌になる
という結果に陥りやすいです。
保育の現場でも、子どもは嫌がりますが、どうしてもやらなくてはいけない場面があります。
たとえば、散歩後の着替えです。
公園で遊んで、疲れて帰ってきた状態で誘っても、断られることが多くあります。
そういうときは、いつもは自分でできる子でも、「シャツはお手伝いするね。ズボンだけお願いね。」と部分的に支援します。
一度手伝っただけで、その後もやらなくなることはありません。
親子ともに苦しくならないよう、場合によって自立の支援方法を工夫しましょう。
まとめ:2歳が言うことを聞かないときは「共感→選択肢→大人が支える」
2歳が言うことを聞かないのは、わがままではなく発達の特徴です。
自分で決めたい気持ちが育ち始め、気持ちの切り替えもまだ難しい時期だからです。
特に歯磨きや着替えなど、生活の場面では親子の気持ちがぶつかりやすくなります。
そんなときは、次の順番で関わってみてください。
- 共感:「まだ遊びたいんだね」
- 選択肢:「自分で磨く?ママが磨く?」
- それでも難しいとき:「嫌だったね。でも歯は大事だから今日はママが磨くね」
大切なのは、子どもの気持ちを受け止めながらも、生活を支えることです。
また、「全部自分でやらせよう」と思うと親子ともに苦しくなりやすいもの。
できる部分だけ任せて、難しい部分は大人が支える関わり方も大切です。
何度も声をかけても進まないと、ついイライラしてしまうこともありますよね。
そんなときは、うまくいかない日もあると考えて大丈夫です。
2歳の「言うことを聞かない」は、成長の途中でよくある姿です。
少し視点を変えながら、親子ともに無理のない関わり方を見つけていきましょう。


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