子どもの主体性を育てる!モンテッソーリ教育おすすめ本5選

やりたいを育てるヒント帖

こんにちは!保育士ママのあさのです。

保育士
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子どもの「やりたい!」を大切にしたい

お母さん
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主体性を育てたいけれど、どう関わればいいのか悩む

という悩みを抱えていませんか?

そんなときに役立つのが、モンテッソーリ教育や主体性をテーマにした本や雑誌です。

今回は保育士である私が読んでよかった5冊を紹介します。

イラストや写真が入っていたり、雑誌もあったりと、本を普段読まない方でも読みやすいものもあります。ぜひ見てみてください。

この記事でわかること

  • 主体性を育む関わり方が紹介されている本がわかる
  • モンテッソーリ教育について知れる本がわかる
  • 家庭で実践できる方法が載っている本がわかる

子どもの主体性を育てる!モンテッソーリ教育おすすめ本・雑誌5選

『「伸ばす」保育で”やりたい”がのびのび育つ』 著者名:竹居正

👉 保育士目線で“やりたい!”を受け止める入門書

【内容紹介】
子どもの個性を認め、伸ばしていく保育を勧めています。

乳幼児(0~5歳児)の子どもを育児中の親に向けて書かれていますが、子どもの気持ちに寄り添う保育とはどのようなものかが書かれており、主体性保育をしたい保育士さんの入門編ともいえる本になっています。

そのほかにも、個性を伸ばすための声掛けの仕方も紹介しています。

「片づけをしない」「ご飯を食べてくれない」など、困りごとをいくつか例として挙げ、そのときの対応法をわかりやすく教えてくれています。

【おすすめポイント】

  • 困りごとのシーンで役立つ声掛けの仕方がわかる
  • 個性を伸ばす保育の基礎が学べる

【こんな人におすすめ】

  • 主体性保育について学びたい保育士さん
  • 0歳~5歳の子どもの非認知能力を伸ばしたいと考えるお母さん・お父さん

【私の気づき】
してほしくないことを伝えるときはアイ・メッセージで伝えるとよいということをこの本から学びました。(例:×「いけない子ね!」→〇「私は(その行為が)好きじゃないな」)

そうすることで、子ども自身がだめなのではなくて、行為がいけないことだと伝えられるそうです。

子どもの自己肯定感を損なわないような声掛けの仕方がとても勉強になりました。


『0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす』 著者名:藤崎達宏

👉 0〜3歳の家庭実践をやさしく学べる入門書

【内容紹介】
0~3歳の子どもを対象としており、家庭でモンテッソーリ教育を行うための実践法が具体的に記載されています。モンテッソーリ教育がどういうものかも紹介されているため、初めてモンテッソーリについて知る方にもおすすめです。

【おすすめポイント】

  • イラストや写真つきでわかりやすい
  • モンテッソーリ教育を行う際の環境づくりから学べる(教具も含む)
  • 成長のチェックリストもあり目安にしやすい

【こんな人におすすめ】

  • 家庭でモンテッソーリ教育を取り入れたい人
  • 0〜3歳の子育て中の親

【私の気づき】
秩序の敏感期は赤ちゃんの頃から始まり、3歳ごろまで続きます。ポイントは「いつもと同じ」。何をしても泣くときには「いつもと違うことをしてしまったのかも?」と関わりを振り返るとよいそうです。

親の関わり方が違うだけでも子どもにとっては不安になることがあるため、常に一定の関わりができるように意識したいと感じました。


『毎日のおうちモンテッソーリ』 著者名:北川真理子

👉 日常の暮らしにモンテッソーリを取り入れる実践ガイド

【内容紹介】
モンテッソーリ教育をおうちで実践するための方法が紹介されています。

【おすすめポイント】

  • 家庭でのモンテッソーリ教育の環境の作り方がわかる
  • 育児でぶつかる悩みごとに具体的な対応方法が書いてある(声掛けや環境設定の仕方)

【こんな人におすすめ】

  • お家で実際にモンテッソーリ教育をしようと考えている人
  • 0~5歳児を育児中の人

【私の気づき】
子どもが完成した絵を見せてきたときに、褒めすぎない言葉(=事実)をかけると、「できる」をもっと伸ばせると知りました。(例:「すごいね!」→「赤いね」「大きいね」など)

事実を伝える声掛けで、今後の自己表現を後押しできる可能性があるそうです。

ポイントは、事実を伝える際は「すごい!」「上手だね!」と言うときと同じトーンで伝えること。

子どもがお絵描きしたものを見せてくれる場面があったら、実践してみようと思いました。


『0~18歳までの家庭でできるモンテッソーリ教育』 著者名:ティム・セルダン/ローナ・マクダラス

👉 思春期までカバーするモンテッソーリの決定版

【内容紹介】
こちらも家庭でできるモンテッソーリ教育について紹介されています。年齢が18歳までと子どもが大きくなってからも対応できる一冊となっています。

【おすすめポイント】

  • 年齢に合わせたモンテッソーリの実践法が学べる
  • 思春期以降の関わり方もヒントになる

【こんな人におすすめ】

  • モンテッソーリ教育を子どもが大きくなってからも続けたい人

【私の気づき】
感情的欲求が満たされているときこそ自律性を持って行動できると知り、子どもが見てほしい時に注目する大切さをあらためて感じました。

いつも言葉で返す必要はなく、「私は見てるよ」という視線や態度だけでも子どもの感情的欲求を満たせるそうなので、我が家でも実践しようと思いました。


『0~6歳のいまをたのしむモンテッソーリの子育て』(クーヨン)

👉 写真と記事で学べる雑誌ならではのわかりやすさ

【内容紹介】
モンテッソーリ教育についてわかる雑誌です。雑誌ならではの写真と文章で説明されているため、見やすいです。モンテッソーリ教育を取り入れている家庭や園について紹介もされていますよ。

【おすすめポイント】

  • モンテッソーリ教育発祥の地であるイタリアで、実際にモンテッソーリ教育を実践する家庭の1日の流れがわかる
  • モンテッソーリ園の概要がわかる

【こんな人におすすめ】

  • 子どもをモンテッソーリ園に通わせようか悩んでいる人
  • 本だと読みづらい人

【私の気づき】
モンテッソーリ園の環境設定の仕方が気になっていたため、実際に写真で見ることができて参考になりました。

まとめ

子どもの主体性を育てることは、これからの時代を生きるうえでとても大切な力になります。
今回ご紹介した本や雑誌は、どれも 家庭や保育の現場でモンテッソーリ教育を実践するためのヒント がつまった内容ばかりです。

声かけの工夫や、環境のちょっとした整え方で、子どもはぐんぐん自分で考え、選び、行動する力を身につけていきます。

忙しい毎日の中でも、紹介した本を参考に少しずつ取り入れてみることで、子どもの自己肯定感を守りながら、親も楽しく子育てを続けられるはずです。

ぜひ気になる本から手に取って、子どもの主体性を伸ばす子育てをはじめてみてくださいね。

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