イヤイヤ期がしんどい!保育士ママが伝えたい怒ってしまった後の対応法

わたしも大事にする子育て・保育
あさの
あさの

こんにちは!毎日の育児、お疲れ様です!

2歳の子どもを育児中の保育士ママ、あさのです。

今日は、「イヤイヤ期、しんどくないですか?」というお話をしに来ました。

保育士をしている私ですが、我が子のイヤイヤにはそういう時期だとわかっていても、心が追い付かないことは多々あります。

余裕がない時は、「もう!知らない!」と言ってしまうことも。

今回は、

  • 最近あった2歳の子どものイヤイヤエピソード
  • イヤイヤ期の子どもと親の心の関係
  • 怒ってしまった後の修復法

について書いていきます。

2歳のイヤイヤ期が辛い、どうしても優しくできないときがある、と悩む方に届けば嬉しいです。

✅この記事でわかること

  • イヤイヤ期がしんどい理由
  • 子どもを怒ってしまったときの修復法

2歳のイヤイヤ期がしんどい!

お昼ごはんの時間にそれはやってきました。

「ママ、抱っこして」

ごはんを作ろうとした矢先に、抱っこの要求がありました。

お休みの日だったので、焦ることもないかとしばらく抱っこをしました。

しかし、いくら抱っこをしても満足することなく・・・

あさの
あさの

そろそろごはんにしよう。作ってきてもいい?

そう聞くと、

「やだ。」

始まりました。

そこからは、何を聞いてもやだの一点張り。

先に昼寝にするのもイヤ!

抱っこから降ろすのもイヤ!

ごはんは食べる!

抱っこしながらごはんは作れません。

ごはんが作れなければ、食べられないので、それならば先に昼寝をしてもらいたい。

寝かしつけをしようとするとギャン泣きで嫌がる・・・

とにかく、抱っこをしていてほしいようでした。

そのまま抱っこで寝る形でその場はましたが、寝ている間もわたしの抱っこからは離れませんでした。

イヤイヤ期とわかっていてもしんどいと感じる

イヤイヤが続くと、こちらの心もかなり荒れます。

しかも今回は、少し離れてリフレッシュしたいのに、離れることも許してくれないというオマケつき。

スマホをいじりながら、こっそり涙を流しました。

「イヤイヤ期とわかっているけれど、素直に受け止めきれない自分がいる。」

「何をしてほしいかわかっているけど、対応しきれない。」

イヤイヤ期がしんどい。

そう感じた瞬間でした。

イヤイヤ期の対応が辛いのはなぜ?親子の心のすれ違い

イヤイヤ期がしんどいのは、子どもがまだ自分の要求をうまく言葉で伝えられないから。

また、子どもにはできるとき・できないときの区別がつきません。

経験を経て、自分の気持ちを伝えたり、折り合いをつけることを学んでいく道中にいます。

親は、そういう時期だと理解して対応することを求められます。

でも、うまく対応できることばかりではありません。

育児では、「疲れ」「孤独」「焦り」がつきもので、お母さん・お父さんは限界になりやすいのです。

・子ども→「受け止めてもらいたい」「安心したい」

・親→「わからない」「しんどい」

この心のすれ違いが、イヤイヤ期の対応が辛く感じる原因です。

お互いの気持ちがすれ違っているだけで、どちらが悪いとかはありません。

怒ってしまったときの修復法:3つのステップで安心を取り戻す

子どものイヤイヤ期での対応の中で怒ってしまうこと、ありませんか?

私はあります。先ほどのケースでも、「抱っこやだよー!」と叫びました。

でも、その後にくるのは後悔と焦り

「なんであんなことしちゃったんだろう・・・。」

「あんな対応してしまって、子どもになにか影響あったらどうしよう?」

そんな不安を少し軽減できる「修復の3ステップ」があります。

  1. 気持ちを言葉で伝える
  2. スキンシップをとる
  3. そのあとは普段通りにする

修復のステップを踏むと、安心を取り戻すことができると研究でも言われています。

2歳前後の子どもは、まだ自分の感情を自力で落ち着けるのが難しく、親のスキンシップなどの関わりが“安心の回復”に繋がることがわかっているのです。

【参考】金丸智美(2015)『乳幼児期における情動調整の発達』

詳しく書いていきましょう。

1.気持ちを言葉で伝える

「言いすぎてしまったかも」と気になるときには、気持ちが落ち着いたあと、こう声を掛けてみてください。

「さっき大きな声出しちゃったね。びっくりしたよね。」

「疲れていっぱいいっぱいになっちゃったんだ。ごめんね。」

謝って悪かったことを認める、ではなく、子どもの「不安な気持ち」を代弁して安心を取り戻すことが目的です。

2.スキンシップをとる

気持ちを言葉で伝えたあとは、軽くスキンシップをしてあげましょう。

抱っこやなでなで、お子さんが好きな方法でかまいません。

そうすることで、子どもは

「ママは私のことを嫌いになったわけではないんだ」

「パパはちゃんと僕が好きなんだ」

と感じることができます。

3.そのあとは普段通りにする

そのあとは、いつものように関わることを心がけてください。

子どもにとっては、普段通りが一番安心に繋がります

まとめ:完璧は目指さなくて大丈夫!関係はやり直せます

いかがでしたか?

  • イヤイヤ期がしんどい原因は親子の心のすれ違い
  • 怒ってしまっても安心を取り戻してあげれば関係は修復できる

「怒らないこと」を目指そうとすると、心がどんどん辛くなってしまいますよね。

でも、怒ってしまっても親が子どもにたいして向き合い、関係を直そうとしている姿こそが重要です

子どもはそんなあなたの姿から、「人は間違えてもやり直せる」「関係は修復できるんだ」という安心を学びます。

「ああ、今日も怒っちゃった」

「まだ2歳の子になにしてんだろう」

そう思えることがすでに子どもを大事に思ってる証拠です。

自分の心にも無理はさせずに、イヤイヤ期を一緒に乗り越えていきましょうね!

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